イノベーション

イノベーション

イノベーションは、突飛な形で現れるものではなく、様々な課題へのアプローチを進める中で、その取り組みの成果として現れたアイディアを、周囲を巻き込みながらしっかりと実現まで導いくことができたものです。

それにより、閉塞化した考え方によって作られた技術を打ち破り、新たな方向に人々を導くことができることもあります。

我々の研究室では、現場をベースに課題をしっかりとヒアリングして把握し、多様な技術を持つメンバーで様々な議論を重ね、またシステムデザインの手法を使い、アイディアを生み出します。

そして、それを実現に導くためのマネジメント手法を学び、イノベーションへと導くことを目的とします。

イノベーションの取り組み

地方の人口減少の問題、ゼロ・カーボンの取り組み、人々のウェルビーイングな生活、そして新型コロナウイルスの感染など、多くの課題の中で、一般社団法人ゼロエミやまなし ウエルビ-イング研究所とともにワーケ-ションで都市と地方をゼロカ-ボンで結ぶトータルCO2削減のモデル構築』を進めています。

地域内に「働く場所」「遊ぶ場所」「住む場所」を作り出し、地域内のエネルギーや経済の流通を図るためのシステムの構築や、地域内の移動をカーボンフリー&楽しいモビリティの実現を目指します。

実現のためには、様々なアイディアを持ち寄り、様々な分野でのイノベーションを起こす機会があります。

 

都市部でも、狭い歩道・交通渋滞・CO2排出量がまだ多いなど、様々な課題があります。私たちは、次世代モビリティやそれに合わせた街づくりを行うことにより、これらの課題を解決するための取り組みを進めています。

そこに、モビリティ、都市環境、エネルギーなど、様々なイノベーションを起こす機会があります。

イノベーションを起こす

イノベーションの条件としては、まずは課題を正確に把握し、どこを変えて行けばどのように変わっていくかをイメージすることです。そのためにまずは課題に関係する様々な人と会話し、正確な課題の把握を十分に行います。

その上で、なぜその課題が発生するのかをビッグデータなどを使いモデル化し、その中でどのファクターを変更するとどのように変わるのかをシミュレーションします。

システムデザインの様々な手法により、進め方を手助けすることができます。

研究・活動のテーマ

  • 東京都の品川駅周辺における街のデザインでは、都市空間や交通網を分析し、歩行アクセスを拡張することを目的に、超小型AEVを開発することを提案しました。この品川には、都市システムデザインを現実的に検討するための社会実装型プロジェクトを提案しています。

 

学生の研究

徳岡茂利 - 2024春卒業(修士)

池本拓児 - 2024春卒業(修士)