我が国の林業は、厳しい自然条件下での人力作業が多く、新たな技術の導入による省力化や生産性の向上が喫緊の課題となっている。
開発が進む数100kg程度を積載可能な大型ドローンにより、急傾斜地や奥地化した森林における木材搬出を抜本的に省力化できる可能性がある。また、近年需要が急増する燃料材の供給確保への貢献も期待される。
そこで、山梨県北杜市をテストサイトとし、大型ドローンを用いた木材搬出システムのモデル開発に取組むと共に、地域林業や地域資源循環システムの構築に貢献する。